西へ、東へ、どこまでも

硝子の少年も WAになっておどって おみくじHAPPYになれば ええじゃないか!

ジャニオタ、海外旅行へゆく

持っていったWi-Fiが使えなくなったので、ほぼ一週間ジャニーズ断ちとSNS断ちを余儀なくされた。感想は一言、「ジャニオタとしての生命の危機を感じた」。

それはまぁ冗談として、良くも悪くも、自分が普段いかにジャニーズとSNSに依存し、振り回されているか、嫌でも突きつけられた。全く気づいていなかったけれど、無意識下で、情報に乗り遅れまい、と、常にスタンバイ状態で生活していたのだな、ということが炙り出されてしまった。だって、ネットが繋がった途端にTwitter見てたもの。それに気付いてハッとした。私は何をしに遥か遠くの異国へと来ているのか、と。

私の生活からジャニーズがなくなっても私は死にはしないけれど、ジャニーズが私の生活に、私に、骨の髄まで染み着いているから、離れてこれほど焦燥感に駆られたのだろう。
慣れてしまえばジャニーズやSNSから距離をおいた生活も楽しかった。あれほどジャニーズのことが頭の中から綺麗さっぱり消え去っていた日々は、6年間で初めてかもしれない。

この状態はまずいな、と思う反面、心地よいとも思ってる。
私にとってジャニーズは生活のスパイスであってほしい。ちょっと加えるだけで、風味も味も格段にランクアップする、魔法の調味料。ただし、容量用法を間違えるといとも簡単にダメにしてしまう。うっかり誤って過剰摂取→負のループに陥るのは容易い。おいしいぎりぎり限界量のスパイスを纏って生きるのが理想。そこんとこ、きっちり肝に命じて、明日からもジャニーズをスパイスにして、日々を美味しく食して生きていきたいと思う。



頭の中からジャニーズが空っぽになったとはいえ、ふとしたものをきっかけにして彼らのことを思い出して、やっぱり好きだなぁ、と漠然と再確認した。やはり私の感受アンテナの1つとして、ジャニーズは欠かせないのである。
だから、魔が差してこんな遊び*1をしてしまったのも、目をつぶってほしい。誰に対しての言い訳かは、私にもわからない。


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*1:ジュリエットの家付近のお店で作ってもらいました

SHOCK 2016、おかわり!

「タツミのSOLITARYを見忘れたアァァァ」と気づいた翌日には、チケットを探してました。SHOCKでおかわり観るつもりなんてなかったのに!


いつもだったら、帝劇のお高いチケット(いちまんさんぜんえん!)に理性が働いて、1回で諦めてたと思う。
タツミを見逃したのがここまで強いモチベーションになって実際に行動に移させたのはびっくりした*1けど、それと共に、今年のSHOCKは全体的にばちっと私にハマったから、っていうのも大きな理由になってると思う。特にリカ。リカが可愛くてしゃーない!リカ!リカ!って幕間に悶えてた。自分と年が近いから、移入しやすいかもしれない。でもそれだけじゃなくて、リカとコウイチの年が大きく離れたから、コウイチのリカへの接し方が全然違う気がする。より、妹感が強いというか。優しさと愛情を強く感じる気がする。だから、リカとペアダンスしてても、雰囲気が柔らかくて、コウイチがこれまで以上に好き。今年のリカちゃんはお歌も上手だし、演技も引き込まれる。一番の好きポイントは、復活シーンのタックルです。あぁ若いねぇその必死さが全力さが健気で可愛いねぇリカちゃん。「ぐぇっ」てなってるコウイチも、なかなか観られないし\(^o^)/ リカちゃんGood Job!←


毎年マイナーチェンジを繰り返してるSHOCK。2014梅田、2015帝劇、2016帝劇と観てきた。でも、円盤になってないから、どこがどう変わった、というのは自分の記憶と感覚頼りで確証は持てない。それでも、14→15より、15→16のほうが、より丁寧で分かりやすくなったように思う。素直に追いやすいストーリーになったと思う。16で増えた、新曲も良い!所謂「ミュージカル」っぽくなった?という感覚は、パンフレットの解説で光一さんが明かしてくださったのですっきり。エスパーか。

前回はやはりコウイチ、リカ、そしてガンガン演技を変えてくるヤラに引き付けられてしまって、ジュニア勢を観られなかったから、今回はしっかり観る!タツミのソリタリハケ際だけは死守!!!これは前から噂に聞いていて注目しなきゃと思ってたのに、ナイスバディなリカとコウイチのペアダンスに夢中ですっかり忘れてしまったという痛恨のミスを犯しました…タツミを観るために2月公演取ったのにあほだ…。ま、いいです。しっかり観てきます。




観劇後色々メモを取ったのに置いてきてしまったからまた改めて書きたい。衣装も結構新作だったような気がするけど…私の記憶力(特に服に関して)はあてにできないから雑誌見返さないとな…←

*1:自分で思ってた以上に辰巳くんのこと好きみたい←

帝国劇場ができるまで

「Endless SHOCK」初日おめでとうございます。

 

 突然ですが、私の好きな劇場ナンバーワンは帝国劇場です。帝劇をテーマにして卒論を書くか本気で悩んだ程度には帝国劇場が好きです。帝劇テーマのゼミレポートを2本書いたので、せっかくなので再構成して記事にしちゃいます。嗚呼、貧乏性。←

 

 

 帝劇では「Endless SHOCK」、「DREAM BOYS」、「ジャニーズワールド」、など、ジャニーズのオリジナル公演を毎年行っています。あの、素敵な空間に足しげく通っている方も多いと思います。もちろん、公演を楽しみにあの場所へ行くのが第1目的だとは思うのですが、この記事を読んで、あの帝国劇場という空間に宿る、独特の荘厳さ、クラシカルで落ち着きのあり、洗練されていて華やかな場内の雰囲気…歴史や背景についても目を向けて頂くきっかけになればな、という思いです。

 

 劇場厨を自称する、わたくし、おしのびが、一学生として調べ、いくつかの文献を参考にして、帝国劇場のあれそれをまとめたレポートを再構築しました。勉強不足の点や、間違った情報もあるかもしれませんが、目をつぶってそっと教えて頂ければ幸いです。

 

では参ります。

 

 

まずは基本情報。

 

【帝国劇場(Imperial Theatre)とは】

 東京都千代田区丸の内(皇居の前)に存在する劇場。お堀の真ん前。

 株式会社東宝の直営劇場で同社の中心的劇場。

 通称「帝劇」。座席数1897席。

 

 

【帝劇ができるまで】

 帝国劇場は2011年に100周年を迎えました。そう、1911年に公演を始めた、歴史ある劇場です。

 その起こりは、明治~大正時代の「日本の演劇の近代化」の話なしには語れません。まずは、その「演劇の近代化」が起こる前、江戸時代の演劇についてちょこっとご紹介します。

 

 

【江戸時代の演劇】(嶺1999:92-93)

 江戸時代、芝居(今でいう歌舞伎にあたるもの)は低俗・淫猥なものとして認識されていました。というのも、当時の舞台は親子で見るにも忍びないほどの猥褻な内容のものが展開されていたから…らしいです(逆に見てみたい←)。そのため、芸能に携わる者は「河原者(かわらもの)」、「制外者(にんがいもの)」と呼ばれて蔑視され、居住地も制限されていました。このことを端的に示したのが、18世紀後半を代表する歌舞伎役者・四代目市川団十郎の詠んだ句、「錦着て 畳の上の 乞食かな」だ、と言われています(徳永 2000:13-14)。現代で歌舞伎と言えば、ハイカルチャー・伝統芸能の代名詞的存在ですが、この時代では全くそうではなく、むしろ蔑視の対象となっていたのが興味深い点です。この頃の日本の芝居の低俗性は、外国人による日本見聞録にも記録があり、当時外国人の間でも広く一般的に認識されていた事項であると推測されています。

 

 

【江戸⇒明治の橋渡し、演劇改良運動】

 明治に入ると、明治政府の成立によって身分制の解体が起こります。これが、演劇世界の激変のきっかけとなりました。1871(明治4)年 賤称廃止令(=身分解放令)の発令によって、これまで居住地を制限され、蔑視されていた芸能者は、居住・職業の自由を得ました。また、非芸能者の家庭の者が芸能者になることも可能になりました。芸能に携わる人の門戸が開かれたわけです。しかし、依然として一般的な賤視は続きました(徳永 2000 :22)。

 この、世間が依然として持っていた芸能に対する負の認識を大きく変えたのが、「演劇改良運動」です。演劇改良運動は、身分制の解体と、教部省(宗教関係を管轄する明治政府の官庁)が示した新たな演劇統制項目3カ条「高尚・修身道徳・歴史教科書となる演劇」によって始まりました(徳永 2010:125)。この3カ条、現代風に言うなら「エロくてゲスい」内容だった江戸時代の演劇を改良して、「お上品で為になる」ものにしなさい、というような感じです。180度変えろって、割と無茶。明治政府がどうしてこんなことを言ったかというと、1つは、外国からの目が気になっていたから。1つは、江戸→明治の文化革命を庶民に印象づけるためです。江戸幕府は、芸能を弾圧傾向にあったので、明治政府はそれと逆の政策をとって、芸能面からも政権交代を印象付けようとしたのです。ただ、低俗で淫猥なものを放置するわけにもいかなかったので、1872(明治5)年、東京府が歌舞伎界の代表者を呼び出し、演劇(この時期では歌舞伎のことを指す)の改良、つまり歌舞伎の近代化をわざわざ、直接、指示したのでしょう。この「近代化」とは、先の3カ条「高尚・修身道徳・歴史教科書となる演劇」のことで、これが明治の芸能論の基本の軸となりました(嶺 1996:92-94)。

 1886(明治19)年には、海外留学帰りのエリート有志を中心に演劇改良会が結成され、この会の運動によって1887(明治20)年に天覧歌舞伎、つまり天皇の御前での歌舞伎披露が実現します。これ、実はすごいこと。天覧歌舞伎によって、民衆娯楽であった歌舞伎が、国劇*1としての正統性を明治政府に認められた、ということになりました。20年ちょっと前までは子どもに見せられないような内容だったものだったのに、改良を加えた(といってもどのような改良だったかは私にはわかりませんでしたが、けれど、どちらも演じている人は同じはず)ものを、天皇が観て、国の代表の文化として政府からのお墨付きをもらったという、歴史的な出来事だったのです(徳永 2010:123)。歌舞伎がハイカルチャーとして認識されるようになったきっかけは、ここにあるような気がします。

 

 

【演劇近代化の進行―帝国劇場設立の経緯】

 こうした状況の中で、1880年代から国立劇場設立の動きが起こり始めます(徳永 2010:123)。

 背景には、岩倉使節団他、欧米各国を視察した政府の要人たちの多くが経験した、外遊中に各国で招待されて観劇をした、という共通の体験がありました。

 では、なぜ各国は使節団を劇場に招待したのでしょうか?

 答えは、劇場が「政治的存在」だから、だそうです (神山 2009:293-294)。

現代では、劇場=エンターテイメント、のイメージが強いので、違和感がありますが、鹿鳴館を想像してもらうと、わかりやすいかもしれません。要するに、劇場は上層階級の社交場だったんですね。

 ①豪華壮麗な劇場に、国賓や使節を招くことは、国威や文運隆盛を誇示し、文化の成熟度を顕示する意味を持つ

    :ゴージャスな劇場に他国の偉いさんを招待して、「どや!うちの国、こんなすごい劇場持ってます!歌とか踊りとか、こんなレベルのものができる文化持ってます!」と自慢する。

 ②劇場の客席構造自体が、無言のうちに示す、社会の階層や「政治力学」を目で実感させる(例. ロイヤルボックス、入り口の分離)

    :ほんとに偉い人は特別室で観劇します。「あぁ、あそこの中にいるのは“スペシャル”な人なのか…」と観劇に来た人にヒエラルキーを嫌でも意識させます。

 ③「近代国家」のステータスである科学技術(テクノロジー)の提示

 

こうした経験から、使節団のメンバーは、「音楽や観劇は外交手段の一翼を担う」との認識を持つに至りました(嶺 1996:103)。

 日清・日露戦争が終わると、内地雑居*2が始まり、新興国・日本への世界的関心が高まり始めます。来日外国人が急増したことをきっかけに、国内で“日本は一等国として世界に認識されているのか”ということについて関心が集まり、その矛先は演劇にも向いた、と嶺(1996 :144)は指摘します。これを受けて、1906(明治39)年に伊藤博文首相による劇場創立への話し合いがなされ、翌1907(明治40)年には帝国劇場株式会社が発足しました。…そう、皆さんが義務教育で必ず習ったであろう、あの伊藤博文さんです。初代内閣総理大臣伊藤博文さん。帝国劇場は、当時の日本の政治トップである首相の主導によって作られた劇場なんです!これ、めっちゃ重要なポイント。

    ここで注目すべきは、伊藤博文首相が筆頭に劇場創立が話し合われたにも関わらず、“国営”ではなく“株式会社”つまり私企業として劇場設立計画が進んだ点です。この理由について、

 ①私企業として成立しそうな見通しが立っていた

 ②劇場建設を急ぐならば、国営より私企業の方が手っ取り早い

 ③戦争直後の国家的財政事情

という3点が関わっていたのではないかと嶺(1996:146)は指摘しています。結局カネなかったからかーい!というツッコミをせずにはいられません←

 補足として、国立での劇場設立が実現したのは1966年(昭和41)年の国立劇場で、これは歌舞伎・伝統芸能専用の劇場です。広く演劇一般及び、ミュージカルやバレエを興行できる新国立劇場が出来上がったのは、1997(平成9)年と、つい最近のことである。新国立劇場は、森田剛くんの舞台『ブエノスアイレス午前零時』でお邪魔した記憶…。

 また、この帝国劇場株式会社の設立には、もう1つ重要な特徴があります。それは、会社の幹部を政財界の重鎮で固め、興行界の者を劇場経営から完全に排除した点です。これがどれほど異例のことかは、永井龍男『石版 東京図絵』(中公文庫)の「渋沢栄一をはじめとして、当時一流の実業家がすべて、水商売といわれ、まともな者の手をだすものではないとされていた劇場役員として顔を連ねている」という一文からも、容易に推測ができます。…ここでまた、ジャニオタにおなじみの方が登場しました。「渋沢栄一」…最近聞いたような名前?と思った方もいるのでは?大正解です。NHKの朝ドラ「あさが来た」で「銀行の神様」と呼ばれ、主人公たちにアドバイスを送っているのが、この渋沢栄一さんです。今の朝ドラの描いている世界は、ちょうど帝劇ができる頃と同時代なんです!なんたる偶然!

 帝劇が創立された目的は、江戸時代の芝居に対する悪いイメージを払拭し、外国に恥じない劇芸術の本拠地を作ること、でした。江戸時代は劇場の運営は演者が行うものでしたが、マイナスイメージを払拭すると同時に、近代演劇の興行という新たな決意表明ために、劇場経営を芝居者の手から切り離して、政財界の重鎮が幹部を固めたのです(嶺 1996:31)。

では、一連の演劇の近代化と、帝国劇場の整備で、具体的に何が変わったのでしょう。

ここで、帝劇と近世の劇場で、変化した点をまとめてみました。

 

表:帝劇と近世の劇場の比較

(徳永 2000 P.42,6、嶺 1996 P.183を基に作成)

    帝劇

 

   近世の劇場

非演者、政財界の要人

 経営者

演者

前売り切符・指定制

 チケットの購入

芝居茶屋(※)を通じて買う

不可

 場内での飲食喫煙

低額

 価格

高額

短縮傾向

 上演時間

長時間

椅子席

 座席

桟敷席

 

 

※茶屋制度…客に代わって、入場券やお弁当など飲食の手配を引き受ける代行業。一般とは別の入り口から入場し、「出方」と呼ばれる案内役が席まで案内する。観劇中でもこの出方に頼めば、飲食物などを代わりに買って届けてくれる。茶屋でチケットを取る場合、日頃の付き合いやチップの弾み具合など、茶屋の一存で席が決められたので、良席で観劇するためには非常にお金がかかった。現在この制度は相撲観劇に一部残っている。

 

    今当たり前の制度、ほとんど明治に作られたんじゃん!ということがよくわかります。チケットの前売り制度も、座席指定制度も、椅子席での観劇も、飲食喫煙禁止も、全部ここから始まりました。現代の劇場で常識になっているこれらの劇場の様式は、1904(明治37)年の大阪・朝日座での改良が発端だったのですが、大劇場である帝劇で導入されたことによって日本の劇場のスタンダードになっていきました。

 

そして、1911(明治44)年3月4日 帝劇は杮(こけら)落としを迎えます。その後、戦争などで何度も公演を休止している期間はありましたが、近代から現代まで、途切れずに、日本の演劇を担った、現存する数少ない劇場の1つです。そして今日も、帝劇では、素晴らしい公演が行われたのでしょう。

ちなみに、帝劇ではほかにも新たな取り組みが行われました。1つは、女優の登用で、日本初の女優養成機関を開設しました。また、日本初の附属管弦楽部を持った劇場でもある。いわゆる「劇場お抱えの楽団」です。劇場に付随する、ソフト面も充実を図った、画期的な劇場であったといえます。

 

 

 

 

   以上、超ざっくりですが、帝国劇場ができるまで、をご紹介しました。

「帝国劇場」という名前を、仰々しいな、と思ったことがある人は少なくないと思います。が、内閣総理大臣主導で作られた劇場とあらば、納得してしまいますよね。笑

    こういった経緯で作られた劇場なので、帝国劇場の板の上に立つことは、舞台人の中である種のステータスのようになっているようです。だからこそ、毎年その場所で公演をかけてもらえることに感謝したいし、帝国劇場の板の上に立つこと許されたキャストに恥じないファンとして観劇したいものです。

 

 

Endless SHOCKのキャストの皆様、スタッフの皆様、怪我なく千穐楽まで完走できますように。

 

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【参考文献】

ところどころにある(名前 年号:数字)は参考にしたり引用したりした文献とページ数を示しています。

 

神山彰(2009)『近代演劇の水脈―歌舞伎と新劇の間』森話社、393頁

国技館サービス案内所(2014)「相撲案内所」            

 http://www.kokugikan.co.jp/annai.html  

帝国劇場公式HP(2014)「帝国劇場 IMPERIAL THEATRE」

http://www.tohostage.com/teigeki/index.php

帝国劇場公式HP(2014)「帝国劇場 座席表」

http://www.tohostage.com/teigeki/teigeki_zaseki.html  

徳永高志(2000)『劇場と演劇の文化経済学』芙蓉書房出版、111頁

徳永高志(2010)『公共文化施設の歴史と展望』晃洋出版、196頁

嶺隆(1996)『帝国劇場開幕 「今日は帝劇 明日は三越」』中公新書、320頁

*1:その国特有の伝統的な演劇。また、その国を代表する演劇。[「国劇」、 『日本国語大辞典』、 ジャパンナレッジ より引用]

*2:外国人居留区などの制限を取り払い、外国人が日本国内どこへでも居住・移動できるようになった状態

「おいど」を叩いてくれる人


サタジャニを読んで、やっぱり「今の私」には、中間淳太さんが必要なんだ、と再確認しました。




今回のサタジャニ記事は、お写真・インタビュー・プライベート情報、どれも、見所たっぷりでしたが、一番惹き付けられたのは、やはり、日記。


他人様のプライベートである日記を読むのは、褒められたことではないと承知の上で…先に謝っておきます、中間さんごめんなさい。
誘惑に負けて、日記、9割方解読してしまいました。そして、拝読しました。




読めそうで読めない解像度とにらめっこしながら、中間さんの想いを辿りました。解読できた分を少しずつ書き起こしながら、危うく泣きそうでした。
中間さんの想いが、誠実で、貪欲で、そして、強くて。


毎日、「あれはよかった。」、「これは良くなかった、次は頑張ろう。」と、自己評価と反省・改善策を書いてるんです。
日記で話題になっていることについて、私はツイッターのレポを通じて、間接的に「完成品」を見ていました。その完成品の裏で、中間さんは、「より良くするためには」を綴っていたんですね。



なんてまっすぐに仕事に向き合っていて、なんてまっすぐに自分と向き合っている人なのか。


私も昨年半年ほど日記を付けていました。就活を前にして、己と向き合おうと思って。
自分と向き合うということは、自分の弱点から目をそらさない、ということです。しかも、日記となると、それを文字にするので、ページを捲ればいつでも弱点が曝されます。
自分の弱さなんて、できれば目を背けたいです。でもそれを、あえて文字にして、目に見える形にして、さらに、改善点まで書く。これには、自分を律する強い心と、高みを目指す貪欲な姿勢が必要です。
人によっては当たり前にできるのかもしれません。でも、弱くてずるい私は、それが続けられなかった。
だからこそ、中間さんの日記を読んで、敵わない、と思ったのです。


中間さんの誠実さ、貪欲さ、真面目さは、私に発破をかけてくれます。
いつだって、手を抜かずに、「見られている」ことを意識して、自分を磨き続け、未来のために今できる努力を最大限尽くす、中間さんの姿。
二十歳を過ぎて、自分の中の軸が見えなくなってしまっていた私には、眩しかった。

そんな時だったからこそ、去年、私は中間さんを見つけて、好きになって、担当として追うようになったのでしょう。渋谷さんから中間さんに担降りしたのには、多分このあたりが一番の理由になっているのではないかと思います。*1



日記からは、この1年中間さんを追ってきてできあがった、私の中の「中間淳太像」と寸分違わぬ「中間淳太らしさ」を読み取りました。そのブレなさに、安心したのか、感動したのか、泣きそうになりました。

私の中の「中間淳太像」なんて、ただの虚像です。私が中間さんについて知っている確かなことなんて、何一つない*2


きっと、今回の日記も、読まれて大事ない部分を選んで、ファンに解読されて本文を読まれることを前提にしてお写真を撮っていらっしゃるのでしょうけど。
それでも、きっと、読まれることを意識して書いた文章ではないと思うから。きっと、中間さんの真心が綴られている文章だと思うから。
もし仮に、それすらも含めて自己プロデュースしているなら、喜んで、提示されたその虚像を受容します。

なぜなら、虚像だろうが実像だろうが、私が「アイドル・中間淳太という生き方」が好きなことは、変わらないから。




自担様、これからもどうぞ、私の「おいど」を叩いてくださいね。弱くてずるい私には、あなたのように強くて真っ直ぐで誠実な人の檄が、必要なんです。






…重いファンの、お目汚しでした。失礼致しました(⌒▽⌒)w

*1:だからといって、これは渋谷さんがどう、ということを示しているわけではないです。単純に、より、惹き付けられる人が現れたのだ、というだけ。

*2:これは自戒

ファン歴 365日目


1年前の明日、私は腹を括った。
4つめの掛け持ちで、ジャニーズWESTを、茶の間ではなくファンとして応援しようと決めた日だった。


午前中、2つのテストを終え、すっからかんの脳みそで、本屋をふらついたのがいけなかった。
芸能コーナーに平積みされていた、ジャニーズWESTの1st写真集「おおきに。」。


あの表紙が目に入った瞬間、「これは手元に置かなければならない」という思いと、「これを買ってはならない、見たらジャニーズWESTの沼に落ちるに決まっている」という相反する思いを同時に抱いて、反射的に売り場から逃げていた。


少し前から、確かにジャニーズWESTは気になっていた。セクゾ好きの友人から少クラ布教を受けて、毎週見始めたころだった。桐山くんは「真夜中のパン屋さん」を観て以来密かに贔屓にしていたし、エイトも可愛がっている後輩のグループだということで、ジャニーズWESTは取っつきやすかった。


しかし、既に私は3つのグループの掛け持ちをして、学生オタクの限界を感じていた。

関ジャニ∞、V6、そしてKinKi Kids

時間的にも、財政的にも、これ以上は分不相応、追いきれない。自分の生活が犠牲になるから、ファンになるのはKinKi Kidsで打ち止め。

そう、強く思っていたはずなのに。



動揺した心を落ち着かせるため、語学コーナーやテレビ誌コーナーをぐるぐる徘徊して、再び芸能コーナーに戻って来た。
そして、写真集を手に取り、あの表紙を見た瞬間、そんな自戒は脆くも崩れ去った。
正確には、あの表紙に映っている、中間淳太さんの笑顔を見た瞬間、である。*1



あ、だめだ。
私、この人(中間さん)の未来が観たい。
この人たち(WEST)の創る未来が観たい。


もう、自分の心に嘘がつけなかった。なんとなく、ジャニーズWESTに惹かれつつある気持ちを押し隠し、「茶の間でゆるく応援する~」なんて言っていたけど、既にそんなレベルではなかったのだ。
その臨界点が、この写真集だった、というだけ。


この気持ちに気づいた瞬間、写真集を手にとって、レジへ向かおうとした。

が、一歩踏み出したところで立ち止まった。


本当に、これでいいのか。
4グループも掛け持ちをして、自分は全部のグループを全力で応援できるのか。
これまで以上に、時間もお金も負担が増える。知らず知らずのうちに犠牲にするものも増えるはず。
それでも、いいのか。


…迷わなかった。
次の瞬間、覚悟を決めてレジへ入った。

犠牲とか、負担とか、どうでもよかった。

彼らの未来が観たい。
ただ、それだけだった。




覚悟を決めてジャニーズWESTを追い始めてから、明日で1年。
たった1年だけど、本当に、本当に、色々なことがあった。



ジャニーズWESTを追いかけて、
笑顔になったことも、きゅんとしたことも、傷ついたことも、泣くほど感動したことも、好き過ぎて悩むことも、あった。

まさか20歳を過ぎてから、自分の新しい感情をこんなに知ることができるとは思っていなかった。


素敵な出会いもたくさん与えてもらったし、初めて体験したこともたくさんあった。


同世代の男の子達が、自分を磨いて、「てっぺん獲ったる!」と階段を駆け上がっていく姿。
それを、一緒に見届けられることが、自分にとってこんなに刺激的で、こんなに活力になるなんて、思いもしなかった。




名駅高島屋11階の、三省堂書店 芸能コーナーに行く度、今でも鮮明に思い出す、1年前のあの覚悟。


後悔なんて、一欠片もない。
ジャニーズWESTを好きになって、中間淳太さんを好きになって、よかった。

そう、胸を張って言える。


ジャニーズWESTのファン、365日目の想い。


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*1:なぜ中間さんだったのかは、今でもわからない。けど、VIVIDきてしまったのだ。その直感は正しかった、ということだけは、今、証明されている。

OMSの予習をしよう

以前こんな記事を書いた私ですが、あのあとご縁がありまして、坂本さんのソロコンに行けることになりました。神様ありがとう!


www.s-oneman.com

…いつみても宣材ビジュアルが最高。これぞまーじかる。



今回は「ミュージカルコンサート」ということで、過去に坂本さんが出演されたミュージカルのナンバーからセレクト、出演していない作品の曲も歌うかも、という告知が出ております。公式HPによると

坂本自らがセレクトしたミュージカル史に残る名曲の数々を、本コンサートのためにアレンジし、新たな魅力でお届けする、極上のエンターテインメント。

…とのこと。行くからには120%楽しみたい!ということで、予習をしようと思います。なんせ、私がV6を追い始めたのは坂本さんの「シルバースプーンに映る月」から。そう、まだまだひよっ子V6ファンです。そして、ミュージカルも好きだけど、たくさん観ているわけではないのです。これ何の曲?なんか、聴いたことあるような…?とか、どんな場面ので登場人物がどういう状況のときの歌…?とか、色々考えながら坂本さんの美声を味わえる余裕があるとは思えません。←
ですので、事前に予習をして、当日はどっぷり歌声に浸りたいと思います❤


ミュージカル関連のCD・DVD、書籍などの情報を調べるのに便利なサイトを見つけました。
ミュージカルなCD屋さん出張所・ミュージカルな本屋さん出張所・ミュージカルなDVD屋さん出張所 - Show Title Index -

原題と邦題が異なっていたりして検索しにくいミュージカル関連作品。
こういうまとめがあるととってもありがたい。

このサイトをもとに、自分用メモも兼ねて、坂本さんの過去出演舞台作品一覧(Wikipediaより)と、CD・DVD発売情報を列挙します。




◆阿国(1992年4月、1993年6月)


魔女の宅急便(1995年、1996年)


◆サウンドオブミュージック(1995年8月)
→CD、DVDあり

・1998年大地真央さん主演日本キャスト版
Amazon.co.jp: 演劇・ミュージカル, 大地真央, 古谷一行, OSCAR HAMMERSTEIN II : サウンド・オブ・ミュージック - 音楽

・映画サントラ50周年記念盤(2015年リリース)
Amazon.co.jp: オリジナル・サウンドトラック : 「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック50周年記念盤 - 音楽

他にもいろいろなキャスト版が出ています。

ちょうど去年は映画公開から50周年記念だったようで、映像でも記念盤がリリースされていました。
Amazon.co.jp | サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版 DVD(2枚組) DVD・ブルーレイ - ジュリー・アンドリュース, クリストファー・プラマー, シャーミアン・カー, ロバート・ワイズ



◆ミュージカル MASK(1992年5月20th Century、1997年12月井ノ原快彦・岡田准一と共に主演)


◆奇妙なゲーム(1998年2月 - 3月)- タケル 役
ミュージカル 迷宮伝説・雨月の愛(1998年10月 - 11月、近鉄劇場)- 主演・正太郎 役


◆東京サンダンス〜俺たちの20世紀〜(20th Century主演)(2000年3月 - 4月)- トリプル主演・鳴海浩二 役


◆ミュージカル シェルブールの雨傘(2000年9月- 10月、2003年1月 - 2月再演) - 主演・ギィ・フーシェ
→CD、DVDあり

・2007年 オリジナルサントラ完全版
Amazon.co.jp: サントラ, ミシェル・ルグラン : シェルブールの雨傘 オリジナル・サウンドトラック完全盤 - 音楽

・2009年にデジタルリマスター版のDVDがリリースされています
Amazon.co.jp | シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD] DVD・ブルーレイ - カトリーヌ・ドヌーヴ, ニーノ・カステルヌオーヴォ, マルク・ミシェル, ジャック・ドゥミ



◆東京サンダンス〜21世紀への伝言(20th Century主演)(2001年3月 - 4月)- トリプル主演・鳴海浩二 役


◆ブロードウェイミュージカル フットルース(2001年9月- 10月、2002年9月- 10月再演、赤坂ACTシアター) - 主演・レン・マコーミック 役
→CD、DVDあり

・映画版サントラ2013年版
Amazon.co.jp: サントラ : フットルース - 音楽

DVDは2種類ある模様。
・「フットルース」 ケビン・ベーコン主演
Amazon.co.jp | フットルース [DVD] DVD・ブルーレイ - ケビン・ベーコン, ロリー・シンガー, ジョン・リスゴー, ハーバート・ロス

・「フットルース 夢に向かって」 ケニー・ウォーマルド主演 ←リメイク版だそうです
Amazon.co.jp | フットルース 夢に向かって [DVD] DVD・ブルーレイ - ケニー・ウォーマルド, ジュリアン・ハフ, デニス・クエイド, アンディ・マクダウェル, クレイグ・ブリュワー, ディーン・ピッチフォード


◆とんかつロック(20th Century主演)(2002年4月 - 5月)- トリプル主演・花川助三郎 役


◆ブロードウェイミュージカル Blood Brothers(英語版)(2003年10月、青山劇場)- ダブル主演・マイケル・ジョンストン 役
→CDあり

・日本キャスト(柴田恭平さんと国広富之さん)版:現在は取り扱いがない模様…
Amazon.co.jp: 柴田恭兵, 国広富之, 熊谷真実 : ブラッド・ブラザース 〜日本版オリジナル・キャスト〜 - 音楽

・ロンドンキャスト版
Amazon.co.jp: Willy Russell, Rod Edwards, Kiki Dee, London Cast : Blood Brothers - 音楽


余談。去年観たジャニーズWEST版(桐山ミッキー・神山エディ)がとってもよかった。坂本さんと舞台共演することを目標の1つにしている桐山くんが、坂本さんと同じ役を演じたということに、掛け持ちファンとしては高まらずにいられない。
ついでにもう1つ余談。ロンドンキャスト版ジャケットに書かれている「UNMISERABLE AND UNBEATABLE」というキャッチコピー。この言葉が誰のことを、何のことを示しているのか、私にはわからないんですが…観てから1年経つのに、この一言で観劇直後のぐさぐさと胸に突き刺さる後味を思いだしました。今、もう1回ミッキーとエディに会いたい。


◆SAY YOU KIDS(20th Century主演)(2004年4月 - 5月)- トリプル主演・野木良治 役


◆ブロードウェイミュージカル NEVER GONNA DANCE英語版)(2005年2月 - 3月、東京国際フォーラム ホールC、大阪厚生年金会館芸術ホール) - 主演・ラッキー・ガーネット 役


◆ブロードウェイミュージカル ボーイ・フロム・オズ英語版)(2005年6月、2006年10 - 11月再演、2008年10月再々演、青山劇場、シアターBRAVA!) - 主演・ピーター・アレン
→CDあり

・2003年のヒュー・ジャックマン主演のブロードウェイキャスト版
Amazon.co.jp: PamelaJordan, Tari Kelly, Michael Mulheren, BethFowler, Mitchel David Federan, PatrickVaccariello, Peter Allen, Stephanie J. Block, Isabel Keating, HughJackman : Boy From Oz - 音楽

・オリジナルは1998年のオーストラリアキャスト版
Amazon.co.jp: Various Artists : Boy from Oz - 音楽



ノー・マンズ・ランド(2007年6月、東京グローブ座 / 梅田芸術劇場ドラマシティ)- 主演・チキ 役


◆ブロードウェイミュージカル All Shook Up(英語版)(2007年12月[24]、2009年10月 - 11月再演、青山劇場、シアターBRAVA!) - 主演・チャド 役
→CDあり

・オリジナルキャスト版サントラ
Amazon.co.jp: 演劇・ミュージカル : オール・シュック・アップ - 音楽

余談。Elvis Preslyが出演してたんですね~。知らなかった。
邦題は「恋にしびれて」。


◆アリバイのない天使(2010年7月、東京グローブ座、サンケイホール ブリーゼ) - 主演・西村鉄雄 役


◆ブロードウェイミュージカル Pal Joey(英語版)(2010年10月、青山劇場、シアターBRAVA!) - 主演・ジョーイ・エヴァンス
→CD、DVDあり

・オリジナル・ブロードウェイキャスト版
Amazon.co.jp: Pal Joey : Pal Joey - 音楽

・映画版サントラ
Amazon.co.jp: Various : Pal Joey - 音楽


邦題だと「夜の豹」と変わって、1957年の映画版を映像で観ることができます。
Amazon.co.jp | 夜の豹 [DVD] DVD・ブルーレイ - フランク・シナトラ, キム・ノヴァク, リタ・ヘイワース, バーバラ・ニコルス, ジョージ・シドニー, ドロシー・キングスレー


余談。「Pal Joey」の読み方は「パル・ジョーイ」。
邦題は「夜の豹」の他に、「魅せられてヴェラ」というものもある模様。「魅せられてヴェラ」題だと、1989年に鳳蘭さんと堺正章さんで演じられているようです…。意外すぎる…。


東宝ミュージカル ZORRO THE MUSICAL(英語版)(2011年1月13日 - 2月28日、日生劇場 / 3月5日 - 20日、中日劇場 / 3月24日 - 28日、梅田芸術劇場)- 主演・ゾロ/ディエゴ・デ・ラ・ヴェガ 役
→CDあり

・オリジナル・ロンドンキャスト版
Amazon.co.jp: Various : Zorro - 音楽



◆ブロードウェイミュージカル MY ONE AND ONLY(英語版)(2012年3月、青山劇場、シアターBRAVA!)- 主演・ビリー 役
→CDあり

・オリジナル・ブロードウェイキャスト版
Amazon.co.jp: Various : My One And Only (1983 Original Broadway Cast) - 音楽


◆ミュージカル シルバースプーンに映る月(2013年6月 - 7月、東京グローブ座サンケイホールブリーゼ)- 主演・敷島綾佑 役


フランケンシュタイン(2013年11月 - 12月、東京グローブ座)- 主演・ヴィクター・フランケンシュタイン博士 役、怪物(クリーチャー) 役 ※少年隊の東山紀之とW主演で交互に演じている


◆ブロードウェイミュージカル ON THE TOWN(2014年9月 - 10月、青山劇場、オリックス劇場)- 主演・ゲイビー役
→CD、DVDあり

・1960年のオリジナル・ブロードウェイキャスト版
Amazon.co.jp: On the Town : On the Town - 音楽

・2014年のブロードウェイ・リバイバルキャスト版
Amazon.co.jp: Musical : On the Town: New Broadway Cast Recording - 音楽


2014年リバイバルキャスト版は、第69回トニー賞の「ミュージカル・リバイバル賞」と「主演男優賞」にノミネートしたことでも話題になりました。
ノミネーション|第69回トニー賞授賞式|ステージ|WOWOW より)


邦題は「踊る大紐育(だいにゅーよーく)」と変わり、映像でも見ることができます。

・1949年の映画版
Amazon.co.jp | 踊る大紐育 [DVD] DVD・ブルーレイ - ジーン・ケリー, フランク・シナトラ, ベティー・ギャレット






出演していないミュージカルで、歌いそうなもの(予想)

◆ウエストサイドストーリー
なんたって、ジャニーズ事務所設立のきっかけとなったミュージカルですから!

◆Endless SHOCK
これは完全に私の願望w 坂本さんの歌声で「♪大空が~」(「CONTINUE」)、「♪Cause I~」(「So Feel It Coming」)って聴きたいだけw

ハイスクール・ミュージカル

王様と私

ラマンチャの男

エリザベート

オペラ座の怪人


いわゆる「名作」だと、このあたりくるのでは…と踏んでいます。



ミュージカルは版権に厳しいので追える資料がもっと少ないと思っていたのですが、予想外にたくさんあって驚きました。
ただ、どれも、手に入りにくいのが難点…ツタヤなど気軽にレンタルできる状態のものが非常に少ない…。


「極上のエンターテイメント」…どんな世界を見せて、聴かせてくれるんでしょうか。
OMSが開幕するまで今日でちょうど2週間。手に入る限りで予習して、コンサートに臨みたいと思います。



ひよっ子なりに手を尽くして調べたつもりですが、間違いや漏れなどあればぜひご教授をお願い致します。





おまけ。
これまでジャニーズが出演していた作品のうち、サイトに作品名項目がでていて私の記憶にひっかかったものを以下に並べておきました。
自担が出演していた作品の、オリジナルがみたい!
自担出演版は映像化されなかったから、せめて雰囲気だけでも味わって懐古したい…
そんな方、ぜひお使いください。

・バーン ザ フロア
・Forever Plaid
ドッグファイト
・ドリアングレイの肖像
フランケンシュタイン
プロデューサーズ

七福人と過ごした時間 ~ラッキィコン @大阪 感想~

ちょうど1週間前、ジャニーズWESTのコンサートツアー2016 「ラッキィィィィィィィ7」が開幕しました。縁あって、初回を含め、彼らのホーム・大阪城ホール公演に参加させていただきました。複数回の公演を観て、1週間の熟成を経て感じたことを残しておきます。

ネタバレわんさか盛り込んでます。ご注意下さい。




OP
何が来るかわからない、そんな期待と不安をごった煮にしたような感情のまま、客電が落ちて映像スタート。めぇコンみたいな、メンバー1人ずつの紹介映像!
中間さんが出た瞬間、大好物のゆるふわ髪型で大勝訴の雄叫びをあげてました。もぉぉ嬉しかった!
神山さんがウインクするのと、小瀧さんがなんだかとてつもなく可愛いことだけは強烈に印象に残ってます。あと、濱田くんの、馬(爆)。


1 ラッキィスペシャ
映像で輪唱メンバーが順に映し出されて、(^ヮ^=)「おっどれうったえ♪\HEY!/」で、スクリーン下から滑り台を滑ってメンバー登場!不意を突かれたので初回は見逃してましたw 今考えると、メンバーをスロットのコインに見立ててたのかもしれません。しゅるーん!と滑り落ちてきます。
どしょっぱつはきらっきらゴールド衣装、コイン・スロットモチーフ!お淳太様がお召しになっている王冠と、アシンメトリーな半身マントにのっけからノックアウトでした。王冠はちょっと笑っちゃったけど…というのも、曲中・移動中、何回も王冠を触って位置を直してるんです。王冠が重いのか、中間さんの頭が小さすぎるのか…(⌒▽⌒)
あの「THE☆王族」なマントを着こなせる人は少ない…しかも半身ってのがずるいです…重たすぎず、アクセントになってて…夏の光一さんソロコンで一番大好きだった、アシンメトリー衣装に似ていて、一人で悶えてました。
オープニング曲予想はあれこれ考えましたが、公演直前に「やっぱりラッキィコンだし、ラッキィスペシャルじゃない?」と王道に帰ったのが的中しました。パリピポコンが意表を突いてきたので、今回は王道で来るような気がしてました。


2 ええじゃないか
メインステージからセンターステージへ。何度みても、ええじゃないかのサビでペンライトの海が一斉に動く光景は、良いものです。

3 バンバン!!
おお、もうここでバンバンしちゃう!?という、指数関数的なボルテージアゲアゲ曲続きのセットリスト。外周を駆け回るメンバーと関ジュをバンバン打つのはほんとに楽しい~!
最近この曲の冒頭、重岡さんのソロを歌ってもらえないのがちょっと寂しかったりします。



挨拶
藤井→小瀧→神山→重岡→濱田→中間→桐山 の順。ツインは次の準備があるから先になったとして、他のメンバーの順番はどうやって決めてるんだろう…。
回によってがらっと挨拶変わるのは重岡さん。ほんと、「感じたままにアイドルを生きる」人なんだなぁ、と改めて実感しました。濱田さんも結構変わってたなぁ。
小瀧さん、ハケ際に必ず (′・ェ・')「じゃあね!」っていうのあざと可愛すぎですよ。
神山さん、( `-´ )「はいっどーもっ!かみやまともひろですっ!」と、チャキチャキ江戸っ子風に入ってくるのがツボでした。
後半の中間・桐山ペアは、さすがの瞬発力で、前のメンバーの発言を盛り込んだ挨拶を即興で放ってました。
中間さんは安定の「ジャスミン好き好き好き」が駄々漏れなご挨拶。中間さんの (б∀б)「Hey!ジャスミーン!」を聞くと、ジャニーズWESTのコンサートに来た!という実感が沸くようになりました。嵐さんの定番ご挨拶的な感じです。回によってやったりやらなかったりしましたが、(б∀б)「みんなのこと、狩っちゃいますから(がぅがう)」が!その時の八重歯を見せた悪戯っ子な顔が!!!たまらなく好きです!!!爪を立てる仕草か、何かを軽く揉んでるような手つきで「獣」を表現して、「がぅがぅ」って口で言うとか反則…!(*/ω\*)八重歯…←
最後、ステージに一人で立った照史くんが、無言のまま観客をウェーブに巻き込んで一体感を盛り立てる、あの指差し1周が大好きです。そこから破顔しての、 (´◇`)「あぁきぃとぉでぇぇぇす!」のもって行き方!人の気持ちを揺さぶるのが上手な人だと、つくづく感じます。


4 Terrible
初回、「もうこの曲持ってきちゃうの!?」と度肝を抜かれました。なるほど、「ツインタワー」の2人が魅せたい方向性はこっちか、というのがはっきりと示されていたように感じました。どうしても随所からtornみを嗅ぎとってしまうのは、エイター育ちだからゆるしてほしいところです…w でも、Terribleはtornより、より歌い手2人の表現欲に忠実な印象を持ちました。tornは、「ほらほら、こういうの、好きなんでしょ?」という、観客の目線を意識した作りになっているところが結構多いというか(それに軽率にハマってるファンの1人が私←)。Terribleにもそういった、「媚を売る」みたいなシーンはなくはないけど、「あくまで俺ら(=ツイン)のやりたいかっこよさ」を表現していたんじゃないか、と思います。
この曲だけで使われる円柱状の檻、どこかでみたことあるな~と思っていたら、V6のVIBESコン、「VOLTAGE」で使われていたゴムの檻でした。
ツインの2人は、2人っきりで向き合っても、恥ずかしがらずに目を逸らさず、まっすぐ見つめあって、真っ向からぶつかっていけるところが、2人パフォーマンスをする上で強みになってるんじゃないか、と思います。藤井流星小瀧望。タイプは違うけどどちらも高身長のイケメン枠。そんな2人が真っ向から己のかっこよさを全身でぶつけ合って、二乗にしていく曲が、Terribleなんじゃないでしょうか。

6 迷宮Summer
この曲の!!冒頭!!!濱田さんにバトンタッチした後の、ツインのハケ方が!!!!!かっこよすぎて地団駄踏みました。ツインをガン見しすぎて、放心して、3回中2回、淳太くんの登場を見逃した淳太担は私です(←中間さんに怒られそうw)
まず、(′・ェ・')「I wanna make you make you make you mine~」で、センステでドーナッツ上にせりあがった円形ステージから、小瀧さんが奈落に飛び込みます。それも、片手を伸ばしながら、背中から!飛び込む、というより、落ちる、という感じ?表現として不適かもしれませんが、不慮の事故でビルから落ちてしまった人が、手がかりを求めて手を伸ばしながら落ちていくようです。小瀧さんの周りだけスローモーション加工がかかっているように、ゆっくり、パタンと落ちていきます。
そして、(ノノ_☆)「流れてく 風のなか 迷いこんだ Sea side」で、流星くんが同じように奈落へ。彼は顔面から飛び込んでいたと思います。
どちらにしても、2人とも、プツッと糸の切れたお人形みたいに、奈落へ落ちていくのです。役目を終えた美しきアンドロイドが機能停止した、みたいで、たまらない。
立ち見席の時、ツイン曲のラストからせりあがったステージの下で、スタッフさんがスポンジマットを奈落へ運び込んでいるのが見えました。そういった、舞台裏も見えるので、私は立ち見とか、見切れの席も好きです。
さて、この曲からは衣装が変わります。全員お揃いの青ラメジャケットと、細身のパンツ。ここで、中間さんは連載で予告していた黒タートル+ゴールドアクセサリーをだしてきました。「ここ一番の時に着てる」っていうから、てっきりTAMERかEternalの時に着てくるかと思ってたので、「もう着てるの!?もうここ一番なの!?!?まだ6曲めだよ!?」と初回は軽くパニックになってました。この衣装、中間さんのスタイルの良さを惜しみ無く曝してて、目眩がします。フリフリだったり羽だったり、ファーとか布がたくさん重ねられてて隠されがちな中間さんの手足の長さと美脚。シンプルなジャケット+細身のパンツという、(おそらく私服でも定番であろう)スタイルで、堪能させてもらってます。衣装さんぐっじょぶ!そして衣装担当な神山さんぐっじょぶ!!!
ソロで「めきゅめきゅめきゅ」と言うところはカメラに抜かれるんですが、その時の中間さんのかっこよさが、尋常じゃない。指をクイっとしながら「めきゅめきゅめきゅ」。あれ見て落ちない女の子なんているんですか?!?!涙でるほど悔しくてかっこいい。残念ながら私は今回、あの「めきゅめきゅめきゅ」を正面から拝める席のチケットは持っていなかったので、ずっとモニターを見てました。モニターごしでも心臓掴まれて苦しかった。
「めきゅめきゅめきゅ~」の、右手をくるくるさせる振りが地味に好きです。

7 PARTY MANIACS
みんなの大好物、パリマニー!フルサイズで観られて、興奮ボルテージも最高潮までぶち上がります。パリピポではメンバー各々の個性が発揮された衣装で、主に中間さんのチラ見えする脇腹のエロスに沸き立っていた私ですが(←)、今回は揃いのシルエット衣装でのパリマニになって、新鮮な気持ちでした。揃いのシルエット衣装だと、動きで個性を見せる必要が強まるから、着せてもらえるグループは限られる、という、話を聞いたことがありまして。なぜなら、それができていないと、全員が埋没してしまうだから、だそうです。これまで、メンバーカラー推し衣装が多かったですが、今後、もっと、揃いの衣装が増えて、メンバーが自分の個性をパッとみの立ち居振舞いやダンスでアピールできるようになればいいな、と感じました。とにもかくにも、揃いの衣装着せてもらえたことに興奮しました。
自分で取っていたメモに、「コンパスみたいな足」「きゅぴーん」って書いてあるんですけど…多分中間さんのダンスのことなんですけど…我ながら表現に笑いました。私は、そんな、手足がぴーん!と伸びた中間さんのダンスが大好きです。

8 君へのメロディー
リフターで歌う曲。初回だけ、中間さんはジャケットを脱いでいて、黒タートルとゴールドアクセを強調してるように見えました(ジャケットは手すりにかけてました)。それが、中間さんファン的には、とってもかっこよくて、嬉しかったんですが…やっぱり一歩引いて観ると、1人だけジャケットなしは浮いて見えました。だから2回目以降は脱がなくなっちゃったのかなぁ…惜しいけど、もし全体のバランス考えてそうしてるんだったら、ブレイン殿の株がまた上がっちゃいます。ま、4日に立ち見席で「(ジャケット)脱げぇぇぇ!!!」って無声音で叫んで、メモに「ぬげ!ぬげ!」って書いてた私が言えたこっちゃないんですけどね☆←
今回のセトリでは、この曲が唯一のバラードです。ここまでバラードを減らしたセトリというのも、グループのコンサートではなかなか珍しいのでは…?光一さんの躍り狂うソロコンならいざ知らず…w
この曲の時、ちょうど流星くんのリフター真ん前、0ズレ位置に当たった回がありまして。あまりのお顔の美しさに肉眼で観ることに耐えられず、至近距離にも関わらず双眼鏡を使って拝してしまいました。だからかな、双眼鏡外した後めっちゃ観られた気がする…w

モンキィィィィィィィ7
紹介の、(б∀б)「セレブリティ、えーんど、ゴージャス」の言い方がツボ。絶妙に勘に障る。笑
濱田モンキーの、(θヮθ)「どんなミッションも“かたなし”やで」のギャグに気づいたのが3回目、という…w 鈍くてすんませんw
流星くん、エナジードリンクの飲み過ぎは寿命縮めるらしいから、本気で心配しちゃってます。変なとこ気になってごめんな…笑

9 Seven Powers
Seven Powersは、OP曲か、2曲めぐらいでくるのかな、と思ってたので、この使い方は思い付きませんでした。まさか、着ぐるみ着てくるとは、ねぇ!笑
後からでてくる、3.14~とか粉もんへの導入も含め、今回のセトリは、次曲への繋ぎかたがうまい!と感心する場面が何度もありました。流れを切らさずに、上手に方向転換できてるんですよね~!
この曲の自己紹介部分。(′・ェ・')「セクシーやんかぁ~❤」で、グラビアアイドルみたいなポーズとる望ちゃん、あざとーい!かわいいー!アウトー!(←)
CD音源では (б∀б)「儲かりまっか?」だったのが、(б∀б)「儲かってしゃーないわ!フハハ!(悪い顔)」とパワーアップしてたのが嬉しすぎました。わたくし、セレブキャラ・お淳太様の虜なもので。笑
コーナーが始まって、会場を煽る言葉で、私のメモに「中間ママみ」と書いてありました。淳太くんって、コスプレ系統の衣装だと女言葉っぽくなりません!?気のせい?w
コーナー終わり、センステ片付けのために外周で生着替えしながらトークするのが、斬新すぎて…。下着姿とかじゃなくて、着ぐるみを脱いで、ジャケットやベストを重ねて着て、靴を履いてるだけなのに感じる、「見てはいけないものを見てしまっている背徳感」といいますか…。一言に集約するなら、「ご馳走さまです❤」←
ここで着替える衣装が、メンバーの似顔絵イラストが入ったもの。淳太くんは、白のベレー帽に真っ白のファーが半分ついたものを被ってます。これがまた似合うんだ~!
今回のツアーの衣装における、中間さんの驚きの被り物率から、「ベストハット賞」獲得への本気度を垣間見ましたw

10 バリハピ
怒濤のメドレーチックコーナーへ。終演後、友人が「ミッション成功してたら(メンバーのサイン入りボールを投げることになるので)、バリハピの曲中以上に客席が殺気だつ時はない、なにが“70億のマルになろう”だ、全然平和じゃないw」と言い放ったのが的確すぎて、大笑いしましたw

11 P&P
12 青春ウォーーー!!
13 オレオレカーニバル
14 浪速一等賞!

15 アカンLOVE~純情愛やで~
パリピポのときの宣言通り、またパラパラをやらせてもらえてほんとに嬉しい~!わたくし、おしのびは、アカンLOVEのパラパラガチ勢です。うちわもペンライトもメモ帳も打ち捨てて、全力でパラパラします。周りの子が引くほど。←
この曲は踊ってなんぼでしょー!( 〃▽〃)
ショートバージョンでも (б∀б)「アカーーーン!!!🙅」が観られて嬉しかったです。前回のパリピポみたいに、思春期爆発してくれてもよかったんですけど❤←

15 パリピポアンセム

MC
関ジャニ∞育ち、直近参加はKinKi Kidsのコンサート、という私には、WESTのMCが「えぇ!?短っ!」と感じてしまいましたが、多分、これが普通くらいなんでしょうね(⌒▽⌒)
V6もおしゃべり好きだから、短いってことはないですし。体感、20分くらいかな?
これからもう2盛り上がりあるだろー!ってところで「お立ちください」って言われて、ずっこけかけたのは秘密です。MCで十分に休憩(←)できなくて、公演後なかなかしんどかったのも秘密です。←

関西ジュニアコール
パリピポツアーの時は、向井くん西畑くん室くんぐらいしか、わからなかったわたしですが、今回はファンキー8の皆さんは顔と名前がわかるようになっていたので、コールにも熱が入って楽しかったです。

16 Masterpiece (関西ジュニア)
初回、「ま、ま、マスピきたぁぁぁ!!!」と1人で大興奮。やっぱりこの曲を聞くと騒いでしまうエイターの血。わざわざ振付つけなおしてて、しかもまとりくんがオリジナルで考えている、ということから、ファンキー8の秘めた能力の高さをうかがえます。本家よりこっちの振付のが好きかも…←

17 Happy Happy Lucky You (関西ジュニア)

18 Lovely Xmas
CD音源を聴いているときから思っていましたが、パフォーマンスをみていよいよ、「どこかの会社でCMソングに使って…(泣)」と思うようになりました。JRの冬旅でもいいし、メルティーキッスみたいなお菓子でもいいし。クリスマスセールでもなんでもイケると思う。どこかの企業のお偉いさん、是非に~!是非に~!🙏
サビでハイタッチするかみしげちゃんに\フゥゥ/と言ってしまうのは自然の流れ。そして、センステで踊る関ジュくんがほんとにときめき案件。光るツリーを女の子に見立てた振付って…そんなん反則ですやん…!みんな、動作がジェントルマンなんですよ…同い年ぐらいのメンバーが多いので、ときめき度が半端じゃないです。あれ、次はもっと近くで拝めるはずなので、軽率に落っこちそうです。←

19 こんな曲つくりました
モニターのフレームがアメコミ調になっていて、CDの歌詞カードの世界観をそのまま持ってきた感じでした。わざわざこの曲だけフレームつけて映すなんて、凝ってて素敵。
C&Rは楽しいし、照史くんと濱田くんは表情豊かだし、女装関ジュちゃん可愛いし美脚だし…どこを見ようか目移りしてしまいます。ラストでしっかりオチつけてるの、大爆笑しました。リチャードくん、美味しすぎる!w
朝田くんの着てるギラギラスカート、多分膝上20センチはあるはず…。一般女子が着るのも躊躇しそうなセクシー衣装を、ステージの上で、一万人を前にして曝してる関ジュくんのハートの強さに拍手!←

神山さん小芝居
突然の神八先生登場。ところどころ素の「神山くん」に戻っちゃうの含めて可愛い。
初回は社会→算数→3.14~ の流れだったんですが、2回目から社会の件がバッサリカットになったそうです。その方が流れがだれずに観られて、良かったと思います。

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神山くん以外は学ランに黒縁丸眼鏡…!コスプレ!!!←
28歳でまだ学ラン着させられる中間さん❤どんまい❤
昭和っぽさ、若干の「イケてなさ」を目指してるビジュアルのはずなのに、それでもかっこいい、藤井流星氏。恐るべし。逆になにを着たら流星くんはダサくなるんだろう…?←
手持ちのノートを小道具にして踊ります。ちなみにノートは白紙でした。歌詞のカンペ書いてありそう、とか思ってごめんね。みんなちゃんとあの数字の羅列を覚えたのね。どこかの2人組のお兄さんたちとは大違…おっと誰か来たようだ(黙)。←
全員が同じ小道具を持って踊ると、群舞感が増して💮ですね。よさこいみたい。
あ、そうだ。手持ちのノートに「さんすう」って書いてあって、神八先生も「算数のお時間です!」みたいな振りしてたけど、円周率って数学じゃなかったっけ…?少なくとも、「算数」の時代には学ラン着てないと思うんだけどなぁ~と、ほんのりもやったことを記録しておきます(笑)

21 粉もん
アカンLOVEに続いて粉もんも躍りガチ勢発揮。

22 ホルモン~関西に伝わりしダイヤモンド~
ラッキィコンで一番お気に入りの演出に躍り出たのがこの、ホルモン!まさかのTAMERを差し押さえての堂々のおしのびランキング1位獲得、おめでとうございます!←
だってだって!まさか!学帽にマント肩掛けして、サラシ巻いて下駄履いて、仁王立ちからのオタ芸やるなんて!誰が想像できました!?!?この演出考えた人と、振付つけた人に、お年賀送りたくてたまらないです。こういうノリが、大大大大大好物!
初回は、衝撃すぎて笑いすぎて、まともに見られないうちに、淳太くんはひらりとマントを翻して去ってしまいました。そこで次はTAMERが来ると悟って、もう意識がなくなってしまいました。
1回見ただけで真似できる、分かりやすい振りで、客席みんなで踊れるのも楽しいですね~!ガチで踊りすぎて、大阪の翌日、バイト先で棚の上にある商品を取れないほどの筋肉痛に襲われてました(笑)
最近の若手はやたらと脱ぐこともないので*1、このホルモンで見せられた肉体美の片鱗にはくらくらしました。ただし、ほとんど中間さんしか観られてないです。「キレイ系カッコイイ」路線の中間さんが、鍛え上げた胸筋と肩・腕まわりを惜しむことなく曝してくださって、「そうだ、この人も男盛り真っ只中の、アラサーだった!」ということをようやく思い出しました。あの仁王立ちから燃え上がるように沸き立つギラギラ感が、正に「男の肉汁(いろけ)」ってやつなんでしょうね~!背中に炎が見えましたもん。ほんとに、ほんとに、カッコイイ。ホルモン男児、と背中に背負ってましたけど、あの曲にはWESTの大和男児っぷりを見せつけられました。同世代の男の子がオラオラモード全開で「男」を見せつけてきて、本能的に私の中の「女」が昂った、というのが素直な感想です。本能に訴えかけられた曲でした。反射的に踊ってたし、反射的に食い入るように見つめてた。←
この曲で中間さんは振り切ったおふざけを真顔でしれっとやりきっていて、その姿からは、抵抗とか迷いとかを感じてる様子は全く見られませんでした。先日、相互フォローの方が呟いておられた「ホルモンにおけるアイドル・中間淳太のあり方」解釈を拝見しました。私は、昔の中間淳太さんは知り得ないと思ってるし、伝聞で知ったことで「知ったつもり」になるのは絶対に避けなければ、と思っています。それが私なりのジャニーズとの向き合い方です。だから過去を根拠に語ることはしません。ですが、そのフォロワーさんの呟きを読んで、新規ファンの私の邪推ではありますが、中間さんが歩んできたこれまでの道と、デビューしてからの2年間で得てきたもの、決めた覚悟、それが表れたのがこのホルモンでの仁王立ちだったのではないか、と考えています。過去から繋がるその一端を掴んで、私は今、まっすぐに胸を張って迷いなく前を見つめて仁王立ちになる中間淳太というアイドルに、こんなにも引き寄せられているのではないか、と思っています。

23 TAMER
今回のツアーで一番楽しみにしていた曲。予想通り、予想を越えて、最高の演出をつけてくれていました。この1曲のために躊躇なく6800円払える。
清々しいほど「中間淳太の独壇場」でした。世界観を徹底的に作り込んで、そこで要求される魅せ方を完璧に演じる、という、私の一番、一番好きなタイプの演出で、光一さんソロコンに通じるものがありました。TAMERだけ、ぽーんと光一さんソロコンDVDに放り込んでも、多分溶け込むはずです。歌はおそらく音源だったけど、衣装、目線の使い方、キメ顔、鞭を振るうタイミング、ジュニアとメンバーのセルフバックの位置付け、何をとっても理想通りでした。「そう、こういうのが見たかった。ここでこうしてほしかった。」という、私の中で抱いていたTAMERの演出願望が、ジグソーパズルのようにパチパチと気持ちよくはまっていったのです。1ピースも入れる場所を間違わず、欠けることもなく、出来上がったのがTAMERという曲の演出でした。こんなことをいうのは烏滸がましいとわかっているけれど、中間さんがソロで魅せたい路線の1つが自分の理想と同じ糸の上にあることを悟って、もう泣かずにはいられませんでした。初回、せりあがる檻の上に立った中間さんを見た瞬間、そして、メンバーの登場からメンバーをバックに引き連れての大サビダンス、その2つを見て、「中間淳太 プロデュース」ブランドへの絶対的信頼を確信しました。この先、中間さんがプロデュースした世界観なら間違いなく私の感性にハマるから、迷わずお金を払える、という、信頼です。中間さんに対して感性を預けきることができて、嬉しすぎて胸が一杯で、初回は次のEternalをほとんど観ることもできずに、泣いてしまいました…笑 コンサートでこんなに泣かされた経験は初めてです。中間さんにコンサート号泣の“初めて”奪われた~笑←
では個別のポイントごとに。
まず、衣装。黒・茶色系のシックにまとめるか、メンバーカラーの黄色調で来るかと思っていたのですが、まさかの赤。びっくりしました。セトリ通しての衣装の色バランスも関係しているかもしれません(全身ゴールド→青ラメジャケ→メンバーカラー着ぐるみ→白基調似顔絵→学生服・バンカラ→全身赤)が、赤色の「興奮を煽る」とか「視覚と関係が深く最も目を引く」という作用を意識して選んでいたとしたら、それは、とてもにやける案件!…そうですおしのび得意の似非深読みです。←
衣装は「いわゆる中間さんイメージ」な、羽根つきシルクハットに、変型ジャケット、飾りや布をたっぷり使ったシルエットで、極めつけは手持ちの鞭。(この手の衣装を普通に着こなせることが驚愕で、毎回唸ってしまいます。) 鞭はおそらくアルバム歌詞カードのものと同じかと。アルバムソロカットの、鞭持ち黒ジャケット+レオパード柄パンツ+編み上げブーツがTAMER様の普段着で、コンサートでのあの赤調衣装が、SHOW用の正に「衣装」なのかな、と思ってます。アイメイクとかしてたらもっと気合い入ってるように見えていいんだけどな、ちょっと時間が無さすぎますね~、惜しい。
鞭を手持ちしているために、マイクはヘッドセット。ヘッドセットでゴリゴリ踊るのが大好きな私としては、鞭効果に大歓喜です。ちなみに、曲中では9回鞭を振るっていました。わざわざ数えました❤
ダンス。綺麗だけどオラオラ感も同居している、私のツボすぎる振付。「“美”と“雄”が入れ替わり立ち替わり現れる」といいますか…対極に思える二面性を1つの曲の振りに詰め込んで、そのギャップを最大限に活かして魅せていると感じました。
ピンポイントなツボは「Don't be scaed your mine 」の4つの音でオラオラ腰を突き出す振り…たまらない…なにとは言わないけどたまらない…←
この曲を振付したのどなただろう…もしも、アカマリさんとかShin.1さんとか、光一さんとご縁のある方だったら私の直感大勝訴!Gravityより前、BPMぐらいの光一さんソロの振りに雰囲気が似てるような気がするんですよね~。…と思って調べてみたら、Shin.1さん、関西ジュニアコンサート、なにわ侍ハロー東京、なにわともあれほんまにありがとう、で振付担当してらっしゃいましたわ…こ、これは…もしかして…!?今回のツアーもShin.1さんがついてるかもしれない!? …ということは、なにわ侍ハロー東京の淳太くんソロ「Moments」も彼の振付という可能性が高い…!?そりゃ私がハマるはずだ…。
ちょっと話が逸れましたが、とにかくダンスもストライクゾーンど真ん中でした。
ジュニアとメンバーセルフバックについて。 大阪では最初に2人のジュニアが淳太くんの横に控えていて、途中から檻の扉を開けて猛獣に扮する他のジュニア数人を開放するようになってました。檻の中で鉄パイプを掴んで揺さぶるジュニアのケモノ感がたまらなくぞくぞくしました。TAMERである中間さんがその檻の上に立っている、という構図で、両者の間にある絶対的服従関係を暗示していたようにも感じました。もっと関ジュくんas猛獣 をしっかり観たいんだけど、如何せん気づけばTAMER様を目が追ってるからまともに観られてないです…多分この先も無理…ごめん…←
そしてメンバーのセルフバック!曲を初めて聞いたときから、メンバー呼び込みは「ポップアップ+メンバーカラーのピンスポット照明」だと疑っていなかったので、想像通りの景色を観られて満足どころじゃなかったです。暗闇のなか盛大にドヤ顔してました。← ジャンプアップのが迫力あるのにな~と惜しんでいたら、どうやら横浜ではジャンプアップに変わっていたそうで。またまた理想に近づけてくれるの?と期待が増すばかりです。
ラストの大サビ、メンバーとジュニアを従えて、一歩前に出たセンターで踊る中間さん。その姿、私が一番見たかった景色でした。メンバー全員好きだけど、やっぱり自担がセンター取って踊ってほしい、と思う心があったんだなぁ、と、奥底の欲望に気付かされました。しばらくあの景色で生きていける。
この「TAMER」という楽曲は、私の中で、中間淳太というアイドルをこの先迷いなく信じられる、という気持ちを決定付けた、大切な1曲になりました。だから、観る度昂りながらも、彼の方向性を再確認して安心する、という奇妙な落ち着きも表れて、酔っているのに酔いきれない、みたいな中途半端な気分になるのかもしれません。

24 Eternal
TAMERの余韻に浸りすぎて毎度記憶なし!←

25 ズンドコパラダイス
初回、Eternalの間もずっと泣いてて、もうだめだ~と思っていたところで流れたズンドコパラダイスのイントロ。ホルモン→TAMER→Eternal の流れで散々カッコよくキメてきて、ここでズンドコ!?!?メトロノームの先っちょに重りを付けたぐらいの振り幅ですやん!!!と思わずズッコケて、涙が引っ込みました(笑) そして反射的にズンズンして、コンサートに意識を戻すことができました。

26 マ・ル・モ・ウ・ケ
まさかこの曲が本編ラストを飾るとは考えもしませんでした。でも、 (б∀б)「次のコンサートでお会いしましょ~!」って、確かにきれいな終わりかたで、膝を打ちました…私もまだまだ修行が足りないな…。
初回は WEST「盛り上がれんのか~?」\俺ら次第やぁ~!/ だったんですが、私が次に入ったときには \盛り上がれんのか~?/ WEST「俺ら次第やぁ~!」に変わっていて、こんなにも意味合いが変わるものかと、鳥肌が立ちました。でもまぁ、この、掛け声は序盤にやってほしい気持ちもありましたが(ごにょごにょ)。


EC1 ガッテンアンセム
EC2 ジパング・おおきに 大作戦

WEC ラッキィスペシャ


とにかく楽しくぶち上がって、テンション高くいられるセットリストだったと感じました。それで、「ラッキィ」を引き寄せようとしていたのかな、というのが私の解釈です。だからバラードが1曲しかなかったのかもしれません。
初回を見てからちょうど1週間。次は地元 名古屋で「七福人」のお兄さんたちと「ラッキィ」に溢れた時間を過ごせるのを、楽しみにしています。

*1:昔のV6の衣装、裸にジャケットってのが多すぎる!