2018年の終わりを、 指折り数えては拒絶している
12月になったらさすがに切り替えられてるやろ、って思ってた7月の私へ。
全然切り替えられてないよ。
まだまだ執着したままだよ。
赤色のちっちゃい美声のおっちゃんに。
街はクリスマスムード。
年末年始のジャニオタ的ハイシーズンで
チケツイやコンレポが盛んになっているなか、
私は2018年の終わりを拒絶している。
渋谷すばるさんの関ジャニ∞としての事務所の契約は、2018年12月31日まで。
年が明けると、いよいよ、本当に、すばるさんは事務所から離れてしまう。
今だって、実質はもう契約は切れてるようなものだけど、
時々みかける森永のCMは7人のまま。
森永のCMをみかけると、どうしても固まってしまう。
頭ではすばるさんがジャニーズを離れたことを理解しているのに、
森永のCMをみると、「あの一連はドッキリだったんだよね!」と思いたくて、「ほらまだ7人でしょ?」って都合よく解釈する私がいる。
こんなに自分がめそめそと引きずるなんて思ってもなかったから、
それを認めたくなくて、これまですばるさんの件をブログに記事というかたちで残すことができなかった。
夏のツアーに連れていってもらった。
6人に割り振られた新しい歌割で、すばるさんのパートが上書きされていた。
習慣とは恐ろしいもので、無意識にあのちっちゃいけどパワフルなシルエットを探していた。
脳内ではすばるさんの声が聞こえていて、でも目の前には6人しかいない。
そんな状況は苦しくて受け入れがたくて、泣きながら観て、時々ペンライトを消して嗚咽していた。
頭のなかには身体を折り曲げて歌うすばるさんの姿と、ドームに満ちる歌声が駆け巡った。ひとつひとつの曲に、歌詞に、思い入れと思い出があって、それらが溢れて爆発して、立っていられなくて、しゃがみこんでしまった曲もあった。
ライブ後は、たのしかったけどぐったりしていた。
泣きながら笑いながら友人と京セラを後にしたけど、
このツアーは1回じゃ足りない、もう1回なんとかして観たいと話す友人を横目に、
私はもう二度とみたくないと思っていた。楽しかったけど、部分的でもあんなに絶望的な気分になるライブは二度とごめんだ、と思った。
そのとき、彼女はさっきまで自分の担当が目の前にいて歌って踊っていたんだよな、私はもう二度と観られない関ジャニ∞の渋谷すばるの担当だったんだな、としみじみと思った。見えないけれど、私と友人の間には深い溝ができたみたいだった。
関ジャニ∞はすでに6人で新しい道を歩き始めていて、
すばるさんも、私からは見えないけれど、世界のどこか新天地で、歌っているんだろう。
関ジャニ∞は今も好き、
6人になった関ジャニ∞も好きだし応援したい。
けれど、まだ、全然、慣れない。
実は最新シングルは聴けていない。
(ツアーでは聞いたけど茫然としてて耳に入ってなかった)
6人が完成形になっている関ジャニ∞の作品を受け止める勇気が、まだないから。
このまま、6人の関ジャニ∞に慣れないまま、12月31日を迎え、そして2019年になってしまうんだろう。
いつまでも過去に縛られていて
7人の関ジャニ∞の亡霊になりそうで
6人の関ジャニ∞も応援したいからそれは嫌なんだけど
でもなってしまいそう
いつまでも渋谷すばるの欠片を探してしまいそう
6人の関ジャニ∞に対してネガキャンをするつもりは毛頭ない、
だから、まだ受け入れがたくてめそめそしている私にもう少し時間をください。
関ジャニ∞のことを好きでいたいです。
これからの関ジャニ∞のことも追いかけていきたいです。
だからもう少し、もう少し時間をください。
せめて私が受け入れられるまで、
2018年、終わらないで。