騙されたと思って使ってみてほしい、ライブ用耳栓のススメ
噂の「ライブ用耳栓」、半信半疑で使ってみたら、めちゃくちゃ有用でした。
「コンサート帰りは耳がしんどくてイヤホンで音楽を聴く気になれない」
という方には是非とも読んでみてほしいと思います。
まもなくジャニオタ8年生進級を控えている私、これまでいろいろなグループのコンサートや舞台にお邪魔しました。
が、最近、どうにも公演中に耳が痛くなって、思わず手で耳を覆って数曲を過ごすことが増えてきました。
最初は、「スピーカーの近くの席だからかな」とか「スピーカーの音指向の延長線上だからかな」と思っていました。
でも、年々ひどくなっていく気がする。
そんなときに偶然目についたのがこの2つの記事でした。
KinKi Kidsファンの1人として、悲しいほど身に染みている、「死んだ耳の細胞は再生しない」という言葉。
そして、治療よりも予防のほうがよっぽど手の打ちようがあるということ。
私はこの先も、大好きな人たちの声や歌声を聴いていたい。
ということで、物は試しで買ってみました。
ライブ用耳栓。
音楽聴きに行くのに耳栓!?って矛盾しているようだけども。
【#イヤープロテクター】
— タワーレコード名古屋近鉄パッセ店 (@TOWER_Kintetsu) 2017年7月24日
夏フェス!ライブ!耳がしんどくなったこと、ありませんか?
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税込み 2268円で、大小2サイズの耳栓と持ち運び用ケースがついてます。
耳栓は洗えます。説明書がそっけなさすぎてわかりにくいのだけが玉に瑕。
耳栓は大小2種類入っていますが、それに「フィルター」という名のものを装着して使うよう(写真参照)で、このフィルターは1組しか入っていないので注意。
左側がフィルター付き(大)、右がフィルターなし(小)
さっそくつけてみました。
付け心地は、いつも通り愛用のSONYのノイズキャンセリングイヤホンを突っ込んでいるような違和感のなさ。
むしろ、イヤホンよりも違和感がないぐらい。
ほとんど耳栓をしている感覚はありません、それぐらい自然。
ぎゅーんとしっかり奥まで入れ込みます。
友人と話をしたり、テレビを見たりしましたが、普段と全く変わりませんでした。
聞こえ方はクリアだし、音量が小さくなることもなし。
これでほんとに効果あるのか…?と半信半疑になりながら会場に向かい、耳栓装着で初めてのコンサートへ。
私の耳にとって1番負担のかかるジャニーズWESTのWESTivalへ参加しました。
結論。
ライブ用耳栓、大・活・躍!
公演中も聞こえ方は普段と変わりませんでした。しかし、劇的変化がありました。
効果① 重低音の爆音シャワーで耳が痛くならない
ジャニーズWESTはEDM系重低音の効いたカッコイイ曲を爆音で流し、がっつり踊って会場のボルテージを爆上げするセトリ構造が定番化していて、
私はそれが大好きなんですが、爆音に堪え切れず耳を塞いでしまい、集中を切らしてしまうことがしばしばありました。
が、今回はそれがなかった!!!
内臓にはいつも通りのびりびり振動する音圧が伝わってきていたのに、耳へのびりびり感や音が突き刺さる痛みを全然感じなかった。
おかげでノリノリのままEvokeやGOD DAMNやSHE IS MY...でプチョヘンザッして騒ぐことができました。すごい。超、、、イイ。
効果② 高音ビブラートの負担減
重低音より頻度は少ないものの、高音のビブラートでも耳が痛くなることがありました。
今回は、桐山くんと濵田くんのビブラートは耳栓を超えてちょっとびりびりしましたが(逆に2人がすごい)、
でもいつもよりは楽なレベルに軽減されました。会場中に響き渡る美しいビブラートを存分に味わえました。
重低音のカット効果に比べると高音のカット効果はやや弱いかな?という印象でしたが、効果はありました。
効果③ 踊り狂ってもびくともしない密着感
わたくしおしのびは、踊れと言われればうちわもペンライトも打ち捨てて全力で踊るタイプのファンです。
昨日も例にもれずパラパラコーナーでは、
「ジャニーズWESTパラパラコーナー名物・テンション振り切りぶっ壊れダンスでその名を馳せる関西ジュニアの古謝那伊留くん」*1に負けじと全力で踊ってきました。
ですが耳栓は外れることもなく、ぴったりとはまったままで、公演の最初から最後までストレスフリーで過ごせました。
違和感がなさ過ぎて落としていないか逆に心配になって触って確認するぐらいでしたw
効果④ 公演後のぐったり感の軽減
これが本当に劇的。びっくりしました。
ジャニーズWESTのコンサートあとは、下手をするとしばらく何も聞きたくない…と
1~2週間イヤホンで音楽を聴くことを避けるほどダメージを受けていたんですが
今回はそこまでいきませんでした。翌日の身体的疲労感もいつもよりましな気がします(この因果関係は原因がいくつか考えられるので確実とは言い難いですが)
耳にシリコンの塊を突っこむだけでこんなに劇的に楽になる!?!?
と、目から鱗がぽろぽろ落っこちた体験でした。
今後の現場では、チケット・会員証と共にこのライブ用耳栓も必需品として必ず携行しようと心に決めました。
「たかが耳栓に2000円は高いよ、ジャニショで写真が14枚買えるよ」
「年に何回かしか行かないコンサートだし、2~3時間ぐらいなら大丈夫でしょ」
って思う方もいるかもしれない。
でも、忘れないでほしい、、あなたの耳を守れるのはあなただけです。
この先何十年の未来の生活を考えて、リスクヘッジ、してみませんか?
*1:大事な情報なので太字&カラーにしました