炭火のファンでいたい
強火とか、種火とか、色々と聞くけど、私は炭火のファンでありたい。
火を着けるのは少々手間がかかるけど、1度熾(お)きたら、炭火はなかなか消えない。灰をかけても、内では熱く火が残っている。酸素がなくても、燃えていられる。
温度を上げたければ、風を送って煽ってくれればいい。一気に1000度まで上昇する。
炭火の熱は、電磁波である遠近赤外線だから、冷たい風が吹いたってなんのその。♪誰にーも邪魔ーはさーせなーい *1状態。そう簡単には、熱は冷めない。
基本的には炎上することも、煙を出すこともない。なんと、害の少ない存在であることか。ま、でも、脂が落ちてきたら、そりゃ、炎をだして燃え盛りますけどね(笑)
ちょうど良い間合いをとりながら、良い感じに、中にも外にも届くじんわりとした熱を、彼らに伝えたい。
そんなことを考えている、師走の始まり。
フリー写真素材ぱくたそ よりお借りしました。