西へ、東へ、どこまでも

硝子の少年も WAになっておどって おみくじHAPPYになれば ええじゃないか!

10Ks! KAT-TUN

初めてKAT-TUNのコンサートにお邪魔しました。
亀梨くん、上田くん、中丸くんの、覚悟とファンへの思いがぎゅうぎゅうに詰まった、美しくて胸に迫るコンサートでした。

一部演出ネタバレになるかもしれないのでご注意ください。



コンサート初日。
一連のこと、どう触れるのかな、と思っていたら、初っぱなからぶっちゃけて名前出すわ、ネタにするわで、きっと、3人は色々思うことがあったに違いないけど、決して湿っぽさを見せませんでした。

KAT-TUNは、前を向いているという意思表明。
それを前提として、過去にじっくり向き合うのだ、という決意。
そして、10年間共に歩んだファンへの感謝の思い。

それを、明確に、パフォーマンスを通して、そして最後の個人の挨拶で伝えてくれました。


冒頭の挨拶で、亀梨くんは「10年間、色々あったけど、その想い、全部ぶつけてこいよ!!!!」と叫びました。
この言葉を聞いたとき、私は彼の度量の深さと、覚悟と、強さを目の当たりにして、叶わないな、と思ったのです。
一般的にアイドルとは、歌って踊ってきらきらしている、お人形みたいな存在だと思われているかもしれない。
けれど、あの姿を観たら、もうそんなこと絶対に思わない。

きらっきらのビジューがついた、ジャニーズ衣装を着て歌うKAT-TUNの背中には、目に見えない重い十字架が何本も課せられているように見えました。それでも彼らは、時にはキュートな笑顔で、時にはクールに歌い、踊り、観客を沸かせていた。


アイドルとはなんと、過酷なお仕事なのだろう、と胸が締め付けられました。

倒れても立ち上がれ、とか、よく歌詞のフレーズであるけれど、何度も厳しい現実に直面し、その度に乗り越えてきた3人の背中は、大きくて、強くて、本当にかっこよかったです。あれが、私がアイドルを追う理由の本質かもしれない。

終盤、3人が客席に背中を向けて花道をメインステージの方へ戻っていく演出があるのですが、もう、その背中を見るだけで、涙腺が崩壊しそうでした。他G担で、ろくにKAT-TUNを追いかけていないわたしでさえ、それほど心を揺さぶられました。


だから、とにかくKAT-TUNには、幸せになってもらいたいと思いました。漠然としすぎてて自分でもよくわからないけれど、とにかくそう思いました。


5月以降の充電期間について、とにかく個人それぞれを応援してほしいそれがKAT-TUNのためになる、と話していました。そして、充電期間といいつつも、ファンが休む暇はないよ、とも。
わたしも、微力ながら応援させてもらいたい、と思いました。

いつになるかはわからないけれど、いつかKAT-TUNがコンサートをするとしたら、私はまたあの素晴らしい空間にお邪魔したいと思っています。



取り急ぎ、感動がこぼれ落ちる前に書きなぐった雑感でした。