西へ、東へ、どこまでも

硝子の少年も WAになっておどって おみくじHAPPYになれば ええじゃないか!

カタルシス、KinKi Kids

KinKi Kidsのコンサートは、私をカタルシスへ誘う。
それを確信したコンサートでした。



以下、曲目や演出に触れております。ご注意ください。
たたみます。




まだまだKinKiファンの若葉マークなので、初日のネタバレをばっちり見て、初日参戦した方からもお話しを聞いて臨みました。
まず、曲順に覚えてる限りの感想から。


overture
暗くなった途端始まったレーザー展開に、「KinKi Kidsの世界に来たんだ…!」という実感がわきました。
あの美しく圧倒的で、惜しみなく降り注ぐレーザーが、私のなかのKinKi Kidsコンサートの印象です。
そして、初日参加されたフォロワーさんから、「あれ、KinKiコン来てるんだよね…?クラッシックかなんかのコンサートじゃないよね…?」と不安になった、と聞いていたOPの音楽。どんなOPかと思っていたら、私もまったく同じ感想を持ちました(笑)
いきなり弦楽器とゴスペル?で壮大な音楽が流れて…え?コンサートだよね?KinKiでてくるんだよね?と不安になったところで、大きな扉が開いて2人の登場。あぁ、2人の王子が下界に降りてきてくださったのね…と思わせられる後光(正しくは照明)の美しさでした。


M1 夢を見れば傷つくこともある(Sg「夢傷」)★
コンサートのどしょっぱつから現実突きつけてくる選曲だなぁ~と思ったのは内緒。

M2 ココロがあったんだ(Sg「夢傷」)

M3 やめないで、PURE(Al「39」等)★
事前にセットリストを見ていたにも関わらず、ろくに頭に入れていなかったため、イントロかかった瞬間に「やめピュア~!!!泣」と叫んでしまいました←
炎の特効をこれでもか!と使った演出。これまたカッコイイ。欲しいな~と思う音のところで炎が上がって、気持ちよかったです。やめピュアの「♪バン!バン!バン!バン!」で炎の柱が順番に上がったら、気持ちいいでしょう?笑
アリーナの前方席だったので、なかなかに熱かった…笑

M4 永遠のBLOODS(「」)★
大好きな曲のはずなのに記憶がない…なぜだ…?←

M5 フラワー(Al「39」等)★
「いのちのうた」でのこの曲の披露が頭によぎって、「KinKi Kidsにしては明るい曲」というイメージだったものが、歌詞の力強さを改めて感じながら聴くことができました。バクステでほとんど見えなかったけど。

M6 もう君以外愛せない(Al「M album」)
まさかこの曲を再び聴けるとは思いませんでした。伸びやかで繊細なボイスラインのこの曲は、ライブだと何割も増して素敵に輝きます。


M7 情熱(「」)★
今年の元日コンサートを引きずって、反射的にペンライト芸をしかけたのですが、周りのみなさんがやっていなかったので思いとどまりましたw
ここの大サビで、件のプラスティックトロンボーンの登場!
つよしくん、ほんとに良い音だしてて、良い音すぎてびっくりしました。笑えましたけど!
さっとトロンボーンにマイクあててあげる光一さんのアシストにときめき、ブォーンとしっかり音が出た途端破願して崩れて笑ってた光一さんがたまらなく愛しく思いました…尊い😂

M8 願う以上のこと、祈る以上のこと(Al「K album」)


M9 ボクの背中には羽がある(Al「39 」等)★

M10 Misty(Al「39」等)
ムビステ使用。まさかまさかのムビステほぼ真下席でしたので、透明のムビステを足元から覗く、という貴重な体験ができました。
見えたのは靴底と衣装のズボン裾、ターンしたときに翻るジャケットの裾のみ。お顔は全く見えません。この曲中、ほとんど身体は見えませんでした(笑)
ダンスもしていたので、全体像が観られず惜しいな~という気持ちもありましたが、自分の真上でお2人が踊っている、という事実に目眩がしました。
ちょこっと膝を屈めて下からお姿を覗くスタイルは、形容しがたい背徳感と高揚感と興奮を覚えました…←
ムビステ下、クセになりそうです。笑
見えてるのが足だけなのに、それだけでカッコイイって、どういうことだ…。

M11 Kissからはじまるミステリー(Al 「39」等)★
ダンスで観るのが初めてで、2人のシンメトリーな振付にどうしようもなく胸が高鳴りました。「キミが欲しい」で2人が真反対に客席を指差すのはずーるーいー😂😂😂
この曲、確か「金田一少年の事件簿」の主題歌でしたよね。「青春」の甘酸っぱさがぎゅっと濃縮して息をのんでしまいました。もう大好きな曲。
…が、「モチミスの亡霊」が離れなくて、脳内で「♪モチはおモチ」と歌ってくれちゃって困りました←
V6のMFTPみたいに、「\フッフー/」という昭和な合いの手が入るところも好きです。笑

M12 ジェットコースターロマンス(Al「KinKi Single Collection」)★
ペンライト芸本領発揮~!つよしくんのサイレント指示を見よう見まねで真似していく、対応力を要求されるペンラ振りでした。
Mコンで好評だったぽいぽい+αで、新しいバージョンもとってもきれいなペンライトの海に溺れていました。

M13 スワンソング(Al「J album」)★


mc

M14 Alright!(Sg「夢傷」)
M15 鼓動、千々に(Sg「夢傷」)

M16 Harmony of December(Al「39」等)★
MVを見たのが随分昔だったので、MVをそのまま流しているのかと思っていたんですが、実は続きになっていたんですね~!帰宅してからMVを見直して気づきました。こういう、細かいところにまで心を配った演出が、たまらなく好きです。

M17 SNOW!SNOW!SNOW!(「」)★
聴きたいな、と思っていた曲を生で聴けて、文字通り聞き惚れました。この曲はイントロ音がずるい。あのイントロの音で惹き付けられないはずがない。
演出でも雪は降っていたけど、二人の歌声からも雪降り特有のキンと冷たい空気が迫ってきて、ドーム内に本当に雪が降っているように感じました。

M18 愛のかたまり(Al「39」等)
M19 硝子の少年(Al「39」等)★
何回聴いてもやっぱり生の「愛のかたまり」と「硝子の少年」は最高。パンフレットで光一さんが仰っていた「初めましての方にむけて、定番曲ははずさない」のお話を思い出しながら観ていました。ずーっとファンの人が観ても、初めての人が観ても楽しめるコンサートづくり。その両立はとても難しいことだと思うのですが、今回パンフのインタビューからそのバランスの取り方の片鱗を伺うことができました。
それにしても、これだけ歌われても色褪せず不動の人気を誇るこの2曲、おそるべし…。

M20 雨のMelody(Al「39」等)★

M21 Secret Code(Al「J album」等)★
M22 99%LIBERTY(Al「39」等)
M23 ちがう道、おなじ道(Sg「夢傷」)

EC1 鍵のない箱(Sg「鍵のない箱」)★
EC2 まだ涙にならない悲しみが(Al「M album」等)
EC3 Anniversary(Al「39」等)★




書こう書こうと思っているうちに、10日以上も経ってしまって記憶が薄れてしまっているのですが…KinKi Kidsのコンサート、行けて本当によかったです。

アルバムリリースがなかった今年。
コンサートツアー名は「KinKi Kids」。
多分、これが、「KinKi Kidsの王道」なんだろう、というようなセットリストだった、と、私は感じました。(若葉マークキンキファンなので自信はないです)
最新シングル以外は多くはシングルカット曲で構成されていました。
20周年にむけて、これが足掛かりになるのかな、これが1つの基準として提示されたのかな、というのが、私なりの受け止めです。

そして、全体を通して「夢」とか「未来」を描いた曲が多かったように思いました。最新シングルの「夢傷」が中心になっていたからかもしれない。でも、勘繰りすぎかもしれないけど、アニバーサリーの布石のような気がしてなりません。そわそわします。




2015年は奇しくも、現場始めもKinKi Kids(Mコンオーラス元日公演)、現場納めもKinKi Kids(KinKi Kidsコン大阪2日目)でした。

実のところを言うと、Mコンも今回も、セトリだけをみた時点では、「うーん、そうきたか…」というような反応だったのです。自分の好きな曲が見事に選抜もれしていたりして。
でもいざ公演を観ると、提示された世界にどっぷりハマって、「うーん」と思っていた気持ちなんて跡形もなく消えてしまいました。「これしかないわ」って思わせられる説得力、とでもいうんでしょうか。
一ファンである私の想像なんて、簡単に捩じ伏せられました。
でもそれが全く嫌ではなくて。むしろ心地よくて。

わたしにとってKinKi Kidsのコンサートは、正に「浄化」という言葉がぴったりくるんです。
公演のあとは心が軽くて、透明度が高くなっているような気がします。心がとても健康になっているというか。
淀んで心の底にへばりついていた堆積物が、するすると溶けて流れていってしまうような。そんな2時間半です。


大きなドームにたった2人。
2人が並んで立って歌えば 世界は完成する。
堂本光一堂本剛がつくる世界が、心をとかす。





慌てて書いたので消化不良。また書き直そう…。
とにかくキンキコンは最高でした。何回でもみたい。